せっかくふわふわに焼けたスポンジ生地。
スライスしようとしたら潰れちゃって上手く切れない。。。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?
ふわふわだからこそ切っている間に潰れてしまったり、真っ直ぐ切っているつもりが刃がズレていってしまって始まりと終わりでは厚みが全然違ったり。
私も比較的カットするのは苦手な方だったので、お気持ちとってもよく分かります。
なので、今回は私が失敗から学んだスポンジを上手にスライスするコツを
- ナイフの選び方
- 切る時の心構え
- 基本の切り方
- 真っ直ぐ切るコツ
という流れに沿ってポイントをお伝えしていきたいと思います!
これで3枚スライスも怖くないはず♡ぜひ参考にしてみてくださいね!
ナイフの選び方
ナイフはケーキ専用のケーキナイフと呼ばれるもの、もしくはパン用のナイフがオススメです。どちらも写真に少し写っているような波刃のものですね。
ちなみに私が使っているのはこちら。見た目もカッコ良く、切れ味も良いのでおすすめです。
波刃のものの方が柔らかいものは切りやすいと言われていますが、なければ切れ味の良い包丁でも大丈夫です。
そして、これは私の体感なのですが、刃が薄めのナイフの方が生地にかかる圧力が軽くなるため、柔らかい生地は切りやすいかなと思います。
切る時の心構え
心構えとは???と思われる方も多いかと思いますが、
あくまで立ち向かう相手はふわふわのスポンジ生地です。
こちらの心がガチガチになっていると、当然ですが相手は受け入れてくれません。
結果、その力が伝わってスポンジが潰れてしまうという場面を何度も見てきました(笑)
なので、ふわふわの相手にはこちらもふわふわな気持ちで立ち向かって下さい。
ナイフを持つ手、スポンジに添える手、どちらも力が入ってしまっていませんか??
ちょっとガタッとしてしまっていますが(笑)
手首をぶらぶら〜っとして、力を抜いてからカットする事を忘れないで下さいね!
基本の切り方
切る時の基本は、ナイフを力まずふんわりと握って、できるだけ刃の長さを目一杯使って大きく前後に動かすように切ること。
ギコギコと刃を動かす回数が多くなればなるほど、摩擦が増えてケーキクラムと呼ばれる生地のポロポロが出やすくなってしまいます。
イメージとしては刃を手前に引く時に刃が自然と生地に入っていくことによって切れていく、という感じですね。
これはふわふわの食パンを切ったりする時も同じ。力を入れずに刃を大きくゆったりと動かすと潰れずにカットすることができるので、是非試してみて下さいね!
真っ直ぐ切るコツ
スポンジケーキをカットする時に難しいのが、切り進めていくうちに刃がズレていってしまうこと。
切ってみたら斜めになってた、、、、ってこと、よくありますよね。
それを軽減するためには、まず初めに生地にガイドラインをつけておきましょう。
この時、回転台があればナイフを生地に当てたまま回転台を回していくことで、ぐるっと一周ガイドラインをつける事ができるのですが、回転台がなければお皿の上でも大丈夫です。
お皿の深さを利用し、お皿の縁に沿ってナイフを動かせば、ズレることなくガイドラインを付けることができますよ。
あとはそのガイドラインに沿って切っていくのですが、この時一気に切ろうとするとガイドラインに沿ってたつもりがズレていた、、、というが起こりやすいので、「3方向からナイフを入れていく」というのがオススメの方法になります。
写真を使って解説していきますね!
まずは下の写真の点線部部分の辺りまで、端から1/3くらいまでカットします。
次に、お皿を反時計回りに90°ほど回転させ、先に切った所に刃の先端をかませながらまた端から1/3ほど切ります。
更にお皿を90°回転させ、2回目に切った部分に刃の先端をかませながら完全に切り離される所まで切ります。
というように3回に分けて刃を入れて、先に切った所を繋げていくようにするとズレにくく、真っ直ぐカットがしやすくなります。
インスタでは動画で紹介していますので、良ければこちらも見てみて下さいね!
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ふわふわな生地だと、切るのが怖い〜となりがちですが、力を抜きつつ思いきりよく切る方が意外とキレイに切れることも。
恐る恐る切ろうとすると逆に力がかかり過ぎて上手く切れなくなってしまうので、腕の力、肩の力を抜いて是非チャレンジしてみてくださいね!
目指せ!ふわふわのスポンジマスター!応援しています!
今日も読んでいただきありがとうございました!
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